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横着主婦の暮らしの詰め合わせ

シフォンケーキ(プレーン)│シフォンケーキ作りが苦手だった者が辿り着いた失敗知らずのレシピをご紹介!

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1つ前の記事でも書いたように『1日1シフォン作り』をしてきて、やっと納得のいくシフォンケーキが安定して作れるようになりました。

初めてシフォンケーキを作る方にも「あれ?シフォンケーキって作るの難しいんじゃないの?意外と簡単じゃん♬」そんな風に思ってもらえるようなレシピができました。

ポイントを詳しく説明することで、少し長めの記事になってしまいましたが、これを読んで「シフォンケーキ作ってみようかな」って思ってもらえたら嬉しいな!

 

プレーンシフォンケーキ

材料

写真は20cm型用の材料です。

Lサイズ卵
(Mサイズ)
3個
(4個)
太白ごま油 35g
牛乳 35g
卵白用の砂糖 30g
卵黄用の砂糖 25g
薄力粉 60g

Lサイズ卵
(Mサイズ)
4個
(5個)
太白ごま油 40g
牛乳 40g
卵白用の砂糖 35g
卵黄用の砂糖 30g
薄力粉 70g

Lサイズ卵
(Mサイズ)
5個
(6個)
太白ごま油 60g
牛乳 60g
卵白用の砂糖 45g
卵黄用の砂糖 40g
薄力粉 100g


ハンドミキサー、泡だて器、ゴムベラ
ふるい、ボウル2個、シフォン型

補足点
  • 卵白と卵黄は分ける。
  • 太白ごま油はサラダ油や米油など、他の植物性油に変更できます。
  • 牛乳は水や豆乳に変更できます。

 

 

工程(生地作り〜焼成)

写真はクリック・タップで拡大できます。

下準備

  • 卵白は使用する15分ほど前から『冷凍庫』に入れて、フチの部分がシャリシャリと軽く凍るくらいまで冷やしておく(その間、他の材料は常温で置いておいてOKです)。
  • オーブンを180℃に予熱する。
 

STEP.1 潰れにくいメレンゲを作る

ボウルに冷やした卵白と卵白用の砂糖を加え、ハンドミキサーの高速で泡立てる。
 
角が立ったあと先端が軽くお辞儀するくらいまで泡立てたら、キメを整えるためハンドミキサー低速で軽く攪拌する。
STEP.4まで冷蔵庫に入れておく。
 

STEP.2 卵黄を混ぜる
卵黄を混ぜるハンドミキサーはSTEP.1で卵白を混ぜたものをそのまま使ってOKです!
 
別のボウルで卵黄をほぐしたところに卵黄用の砂糖を加え、白っぽくなるまでハンドミキサー高速で混ぜる。
 
そこに太白ごま油を加えてハンドミキサー高速で混ぜ、乳化させる。
  
緩いマヨネーズくらいの状態になったら、牛乳を加えて泡立て器で混ぜ合わせる。
 

STEP.3 薄力粉を加える
振るった薄力粉を加え、泡立て器で粉けがなくなるまで良く混ぜ合わせる。

POINT薄力粉は多少練ってしまっても大丈夫です!混ぜ方は特に気にせず、とにかく薄力粉の粉々がなくなるようによーく混ぜます。
 

STEP.4 メレンゲを加える
STEP.1のメレンゲを泡立て器ひとすくい分(メレンゲ全体の1/3ほど)を【3】に加えて、生地全体を伸ばすように泡立て器でよく混ぜ合わせる。

POINTここで加えたメレンゲは潰してしまってOK!
卵黄生地とメレンゲが満遍なく混ざるように底からすくい上げるようにしっかり混ぜ合わせます。

 

STEP.5 全体を合わせる

ゴムベラに持ち替える。
残りのメレンゲを全て加えて、ボウルを回しながら「底からすくい混ぜる」を繰り返す。
全体がふわっと均等になるまで(卵黄生地の黄色とメレンゲの白色の色ムラがなくなる)全体を馴染ませる。
 
👆🏻左の状態ではまだ混ぜ足りていません!
右の状態になるまでしっかり馴染ませましょう。

POINTここで加えるメレンゲはなるべく潰さないように混ぜるのが望ましいですが、ゆっくり混ぜているとメレンゲがどんどん弱ってしまいます。
なので、どちらかと言うと力強く・手早く混ぜます。
【1】で作るメレンゲは潰れにくいものになっているはずなので多少、力を入れて混ぜても大丈夫です☻
 

STEP.6 型に流し入れる

型(油やバターなどは塗らない)に一気に生地を流し込む。この時、余計な空気が入らないように型に近い位置から流すようにする。
 
10cmくらいの高さから1回だけ型を落として大きな気泡を消す(何度もやると生地内の気泡が消えて萎みの原因になります)。
 

STEP.7 焼き上げる
180℃に予熱したオーブンで焼く。

焼き時間の目安
  • 15cm:25分
  • 17cm:30分
  • 20cm:35分

火力調節や焼きムラ防止の為に位置を変える場合は焼き時間の半分以上が過ぎてから手早く行います。
オーブンを開けると中の温度が下がるため、何度もオーブンを開け閉めするのは萎みの原因になります。
 

STEP.8 生地を冷ます
焼きあがった生地は型に入れたまま、すぐに逆さまにして常温でしっかり冷ます。
 

 

 

工程(型から生地を外す)

写真はクリック・タップで拡大できます。

STEP.1 側面の形を外す
型と生地がしっかり冷めたら、型の側面に手(指)を添わせて底まで差し込み、生地を部分的に剥がす。手の幅分ずらしながら一周する。
 

煙突周りも同じように手を差し込み一周分生地を剥がしてから、底を押すと側面型から生地がスポッと外れる。

POINT生地を押し潰してしまっても自然と戻ってくるので「潰しながら剥がす」くらいの気持ちで、思い切ってやって大丈夫です!
 

STEP.2 型の底から生地を外す

底と生地のギリギリにパレットナイフ(なければ竹串や菜箸、包丁などでもOK)を煙突にぶつかるまで差し込み、煙突を軸にぐるっと一周させる。

POINT差し込んだパレットナイフは型の底に擦らせるようなイメージ(実際にがっつり擦らせると型に傷が付く可能性があるので、あくまでイメージ)で動かします。
 

できあがり⟡.·
底の部分を上に向けてお皿に置いて、シフォンケーキのできあがり。
 
型から生地を外すのは練習あるのみ!
私もまだまだ練習中です( ⍨ )✊🏻‪
 
焼成時の底の部分(お皿に出した時の上面)がガサガサになってしまって気になる場合は粉糖やクリームでおめかししちゃいましょう☻
 
また、焼成時の上面(お皿に出した時に下になる部分)の丸みが気になる場合は真っ直ぐにカットすると良いですよ。
 

 

 

👆🏻こんな風に押し潰してしまっても自然に元に戻る、キメ細やかでフワフワのシフォンケーキが焼けます!

そのままでも優しい甘さが味わえるシフォンケーキ、お好みのクリームを添えてもいいですね。

長いこと上手くシフォンケーキが作れずに悩んでいましたが、やっと辿り着いた「失敗知らず」なレシピなので、ぜひ作ってみてほしいな☻

今日はそんな感じ!
それではまたね。