炊飯器といえば、ご飯を炊くための便利なキッチン家電ですが、実はそれだけではありません💡
今回は、炊飯器を使って手作りパンを作る方法をご紹介します。驚くほど簡単に、ふんわりとした美味しいパンが作れますよ!
オーブンがないからパン作りは…と思っていた方も、楽しんで読んでもらえる記事になれば嬉しいな。
そして炊飯器パンを作ったら、ぜひ感想を聞かせてくださいね🤗
炊飯器ちぎりパン
材料(3.5合炊き釜)
強力粉 | 200g |
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砂糖 | 15g |
ドライイースト | 3g |
バター | 15g |
塩 | 3g |
水 | 130ml |
今回は上記の材料に粒ジャムも加えました。
作り方
【1】捏ね~一次発酵 手捏ねの方法は以下の記事に詳しく書いております。ぜひ参考にしてくださいね。 yunico-fluffylife.comホームベーカリーを使う場合は釜に材料を全て入れ、一次発酵までおまかせでOKです。 | ![]() |
【2】炊飯する 一次発酵が終わったら、ガス抜きをして生地を6等分する。 生地を丸め直して炊飯釜に並べ入れる。 二次発酵はせずに通常炊飯を2回行う。 | ![]() |
【3】炊き終わり 2回の炊飯が終わったら、すぐにケーキクーラーなどに逆さまに取り出し、冷ましてできあがりです。 | ![]() |
二次発酵をしない理由
炊飯器パンを作る際に二次発酵すると過発酵になってしまいます!なので二次発酵なしで、すぐに炊飯を始めます。
初めて炊飯器でパンを焼いた(炊いた?)時は、いつも通りに二次発酵をしました。
ふんわりと美味しそうに出来上がり「炊飯器でもパンができる♪」と喜んだのも束の間…食べてみるとめっちゃアルコール臭がしました😭
オーブンを使う場合は、オーブンを予熱してから焼きます。
パンはオーブンに入れた瞬間から200℃近い高温で焼き始められますが、炊飯器ではそうはいきません。
炊飯器内の最高温度は100℃(圧力機能があるものは105℃)で、さらに瞬時に100℃に到達するわけではないので、その間にどんどん発酵が進んだに違いない🙄と考えました💭
炊飯を始めてから、生地の加熱が進むと同時に発酵も進んでしまうなら【二次発酵省けばいいのでは?】と二次発酵なしで作りました。
そしたらこれが大正解。
ふんわり具合は変わらず、アルコール臭なしの美味しいパンができましたよ🙌
炊飯器でパンを作るメリット
お手軽で挑戦しやすい
炊飯器は自動的に温度調節や時間管理をしてくれるため、手間をかけずにパン作りができます。
また、炊飯器は普段から使い慣れている家電で、特別な道具を用意する必要もありません。
手軽にパン作りに挑戦できる点が魅力的です。
最低限の道具で作れる
材料を計量したり、生地を分割するには、ある程度道具の準備が必要になりますが、「オーブンで食パンを焼こう!」となると、さらにパン型など追加で必要なものが出てくる場合があります。
炊飯器パンなら型などの特別な道具は必要ありません。
スピーディに作業ができる
二次発酵がない分、一次発酵が終わってからノンストップで作業できます。
オーブンで焼く場合は二次発酵が完了するまでに約1時間の待ち時間があります。(それも含めて楽しいんだけどね!)
炊飯器なら一次発酵が終わってからすぐに加熱を始められるので「うっかりしてて過発酵になっちゃった💦」みたいな心配もありません。
粒ジャムが柔らかくなる
個人的にメリットを感じたのは粒ジャムがしっかり柔らかくなること。
粒ジャムはお手軽に味変できるのでよく使います。
この<粒ジャム>の特徴は加熱する前はカリカリの飴粒のような形状で、程よい水分と熱が加わると溶けてジャムになります。
そして今回も粒ジャムが露出した部分がたくさんある状態で加熱を始めましたが、炊飯という蒸気の発生する加熱方法が項をなし、露出していた粒もしっかり柔らかいジャムになりました。今後も粒ジャムを加えてパンを作る時は炊飯器パンで作ろ☺️
今回加えた粒ジャムは【キャラメル】と【コーヒー】の2種類♡
炊飯器でパン作り、お手軽&簡単で楽しいですよ♪
炊飯器は、家庭で手軽にパン作りを楽しむための立派な便利ツールとなります。
ぜひ炊飯器で美味しいパン作りに挑戦してみてくださいね。
それでは、今回はこのへんで!
お読みいただき、ありがとうございます。
それではまたね🧸◌𓈒𓐍