今週のお題「急に寒いやん」
我が家のクサガメは夏の暑い時期はお外で生活しています。最近いっきに冷えてきたので、お家の中に戻ってきました。
うちのカメは真夏のアスファルトを歩いていたところを見つけまして、車に轢かれそうになってるわ、甲羅ガッタガタで割れてるわ、でそのまま連れて帰ってきた子です。
ちなみに名前は『浅井さん』。“さん”までが名前。由来は浅井長政の家紋、三つ盛り亀甲花角から。なんで苗字の方にしたのかは自分でも疑問。
クサガメの屋外飼育
お外での生活は洗太郎という屋外用の簡易流し台を使用しています。

︎︎⬆水棲亀を飼育している方にほんとにおすすめ!これを作っている大和技研工業さんにカメ飼育専用タイプを作ってもらいたいくらい!笑
水棲亀の飼育で何が大変って水換えなんですけど、水栓が付いているので排水がとにかく楽!水栓抜いて排水したらホースで汚れ流して水溜めるだけで済むのがGood◎
プラスチック製のラックみたいなのをカットしたりなんやかんや色々やって、人工芝くっつけて陸地を作っています。
クザガメの屋外飼育の注意点
- 甲羅を干せる陸地を作る。
- 日陰も作って、全体が暑い状態にならないようにする。
- 網などで脱走防止を徹底&野良猫やカラスなどが多い地域は野生動物からの攻撃を受けないようにする。
クサガメの室内飼育
屋内でのカメのお家は、ダイソーに売っているジョイントラックで陸地を作っています。水場は衣装ケース。ケースの中に陸地を作らないので掃除がとても楽。
秋から梅雨明けくらいまでは室内飼育になるので、紫外線ライト・バスキングライト・水中ヒーター・ろ過器をセッティング。
室内飼育での水換えはバスポンプを使用。

バケツリレーしている時期もありましたが1日~2日置きに掃除するので、大変すぎる!
バスポンプ使うと排水も水汲みも楽々なので、カメを室内飼育していて水換えが大変な方にはめっちゃおすすめです(バスポンプと排水場所まで届く長さのホース、電源があればOK)。
▼ 水換え作業の動画
youtu.be
室内飼育の注意点
- 陸地に紫外線ライト(UVライト)を設置する。
- 陸地にバスキングライトを設置する。
- 水に触れない完全陸地を作る。
- 水棲亀はバチバチに水を汚すのでこまめに水換えをする。
ほぼ座敷亀になるクサガメ
『座敷亀』とは、カメを水槽やケージに入れずに、猫や犬のように部屋の中で自由にさせること。
リクガメさんをこの飼育方法をしている方はちらほら見かけるんですけど、我が家のカメは完全水棲のクサガメ。
クサガメなのに脱走しては部屋のそこら辺を我が物顔で闊歩するため、今では水槽と部屋を自由に行き来できるようにして半座敷カメみたいな生活をしています。よく猫と一緒に寝ています。カメも猫もそれでいいんか…





水場を用意せずにこの方法で飼育するのはご法度ですが、うちの場合は本来の飼育体制をとった上で本人(カメだけど)が部屋の中を勝手に歩き回っているので、お好きにどうぞスタイル。
ちなみに、ご飯を食べる時やおトイレをする時は勝手に水場に戻っています。また、一定時間はライトに当たっていて貰えるように時間を決めて自由開放しています。
▼半座敷クサガメの動画①
youtu.be
▼半座敷クサガメの動画②
youtu.be
水棲カメを座敷亀にする注意点
自ら出てこないなら、わざわざする必要は全く無しと思っています。勝手に出てきてしまうなら水場を行き来できるようにすればいいんじゃないかなぁと。
水棲亀は水の中でご飯を食べるし、トイレも基本的に水中でしますので水場を無くすのは絶対NG!
また家具の間に挟まったり、どこに行ったか分からなくなるのも危ないので家に人がいない時は飼育スペースにいてもらうのがベスト。
さらに、カメさん(を含む爬虫類)はサルモネラ菌を持っているのは有名な話。昔、幼稚園にいたミドリガメからサルモネラ菌が園児にうつって、ミドリガメの飼育を放棄する人が続出…みたいな話あったよね。
ハイハイする乳幼児がいるようなお宅では座敷亀化はしない方が無難。
ちなみにサルモネラ菌でカメが目の敵にされがちですが、犬・猫・鳥・魚…などなど他の動物もサルモネラ菌保有していることがあるので、カメに限らず動物を触ったあと・料理を作る時・ご飯を食べる前は必ず手を洗いましょうね♪
水棲カメ飼育者の小言
水棲亀の飼育って想像以上に大変!
カメって結構大きくなるんだけど、成長サイズにあう飼育キットが売ってない。ホームセンターとかにある飼育キットはすぐ小さくなって使い物にならなくなるから、カメ飼いさんは衣装ケースとかトロ舟で自作の飼育環境を試行錯誤で整えています。
2023年6月からミドリガメとアメリカザリガニが条件付特定外来生物に指定されて、放出と販売が法律で禁止になりました(もともと飼育していた人は今後も変わらず飼育可能)。
これってカメのベストな飼育環境を整えるのが難しくて『こんなはずじゃなかった…』って、池とか川に逃がす人が多かったって理由でこんなことになったと思うんよね💭
お祭りでミドリガメすくいがあった頃から
- 最終的にこれだけの飼育環境が必要ですよ!って現実を突き付ける説明が必要だった。(ミドリガメは最終的に30cmくらいになりますよ、みたいな…)
- さらに大きくなっても、それに対応したフルセットの屋内飼育キットがホームセンターとかで手軽に買える。
とは言いつつも、飼育環境を試行錯誤するのでさえ楽しいんだけどな( ᐛ )
はてなブログの今週のお題「急に寒いやん」で記事を書き始めたはずなんだけど、カメ紹介の話になってしまった。
我が家はカメがお家の中に戻ってくる=寒くなったなので、まぁいいか( ᐛ )ヘヘッ
今日はそんな感じ!
それではまたね🧸◌𓈒𓐍