yunico's fluffy life

横着主婦の暮らしの詰め合わせ

アドセンスの権限消失┃使わないアカウントを削除したら、アドセンス権限が無くなって、振り出しに戻った話

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

作成も削除も簡単なGoogleアカウント。複数のアカウントを使い分けている人もいるのではないでしょうか。私も複数のアカウントを所持しています。

今日はGoogleアカウント関連で起きた大失敗について書き残しておこうと思います。
 

  1. 今後、使用しないと思ったGoogleアカウントを削除したら
  2. アドセンスの設定や確認ができなくなって
  3. 結果、アドセンスを閉鎖する羽目に…。
Googleアカウントの取り扱いには注意しましょうね…というお話です。


 

まずはじめに、事の流れ

アカウントの管理

私はもともとGoogleアカウントを2つ持っており、せっかくアドセンスを始めるなら「専用アカウントを作ろう!」と、もう1つアカウントを作成。

  • メイン(A)
  • サブ(B)
  • ブログ用(C)←NEW!
アドセンスに登録する時はこの3つのアカウントを所持していました。


アドセンスの申請

新しく作った(C)でアドセンスの利用を開始。

しかし、暫くしてから「閲覧するページによって、アカウントAとCを行き来するのが手間」「(A)でアドセンスを管理した方が絶対楽!」と心変わりをしました。

  1. アドセンス管理者に(A)を追加する。
  2. 更に(A)をすべての管理が行える『メイン管理者』に設定する。
  3. この設定のおかげで、現時点で必要な設定は(A)ですることが可能になる。
これで私は「これなら(C)はもう要らないな」と判断して、(C)を削除して(A)のみで運用を開始し、ブログ収益化もできました。

アクセス権限がない

アドセンス審査に通って1ヶ月が過ぎた頃、管理画面に赤背景に白文字で、支払い情報について確認するように記載が出てきました。

促されるまま、確認しようとするものの「このアカウントには権限がありません」という文言が表示されました。

権限があるアカウントはもう存在しない(C)という表示を見て、血の気が引きました。


 

所有者と管理者の違い

アドセンスを始めたのは、ブログ用に新しく作った(C)であり、この(C)がアドセンスに関する全ての権限を持つ管理者です。

『支払いに関する口座設定や住所登録などの重要事項は、“全ての権限を持つ管理者”しか設定することができない』ということを、このタイミングで知りました。

(A)をメイン管理者にしたのに…?とも思ったのですが、これの管理者というのは権限者の下にいる、表示される広告などを管理できるだけのポジションでした。

  • (C)がアドセンスの所有者
  • (A)は(C)の雇われ管理人
と言った感じでしょうか。

Googleアカウントは削除してから2週間以内であれば復元が可能ですが、その期間はとうに過ぎてしまっています。

このアドセンスに収益があっても、振込などの重要事項を設定することができませんので、もうどうすることもできません。

(C)で始めて(A)で運用していたアドセンスは閉鎖することとなりました。


所有者変更はできるのか?

そもそも、所有者を(C)から(A)に変えることはできたのか?…結論としてはアカウントを変更(譲渡)することはできません。

アドセンスのヘルプページには

AdSense利用規約ではアカウントの所有権の譲渡は認められていませんが、つづりの間違いの訂正や、結婚、死亡、会社の合併などによる変更のために、お支払い先の名前または住所を更新することは可能です。

 
と記載されています。

支払先や住所を変更することは可能なようですが、アカウントについては書かれていないですね。
アドセンスに登録したアカウントの中で、正当な理由があれば、名前や住所の変更は可能ということでしょう。

さらに

これらの情報を変更できるのは、AdSenseアカウントのお支払いプロファイルでお支払い情報を編集する権限を持つ管理者またはお支払いサービスのユーザーのみです。

 
とも明記されています。

私の場合「支払い情報を編集する権限を持つ管理者」も「支払いサービスのユーザー」も既に存在しない(C)であるため、アカウントを消した2週間後には既に詰んでいました。


アカウント整理の注意点

一度でも使用したことのあるアカウントを安易に削除することは今回の私のように、後々悲しいことが起こる場合があります。

「○○で使用していますが消去してもよろしいですか?」みたいな確認はありません。どんな状態のアカウントもボタン1つで簡単に削除できてしまいます(だから復元可能期間があるのかもしれないね)。

アドセンス・Playストア・YouTube Premiumなど、金銭が関係するものに使用したことがあるアカウントは注意深く確認してから消去してくださいね。

心配ならアカウントは放置しよう

Googleは2年間全く使用されていない『非アクティブアカウント』を削除しているので、削除しても良いアカウントか分からない場合は、とりあえず残しておいても良いかもしれません。

削除対象であっても勝手に削除されるようなことはなく、数ヶ月前からメールなどで確認の通知があります。

アカウントを放置する場合は、不正なログインがないかなどを確認するための通知は切らずに、セキュリティ管理には注意してください。


アドセンス権限消失のまとめ

  • アドセンスの管理者は所有者ではない。
  • アドセンスに登録したアカウントは削除してはいけない。
  • もし消してしまった場合は2週間以内であれば復元可能。
  • 消しても良いアカウントなのかを迷ったときは、とりあえず消さずに様子を見る。

収益額が少ない段階で気づけたのは不幸中の幸いだと思うことにしています。

収益が8000円に到達してからこの事態に気づいていたら、白目剥いて泡吹いて倒れるところだったよ…

無事に二度目の審査も通り、ブログのネタにできるほどになりましたが結果が来るまでの数週間は凹みまくり。

新しく申請するにあたり、旧管理者である(A)も使えなくなったので、結局新しく「アカウント(D)」が誕生しました(なにやってんだ自分)。

順序立てて流れを見ると「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、所有者?管理者?という状態で、管理者である程度の操作設定ができるもんだから…ね。

よい勉強代になったよ。
みなさんは気をつけてくださいね。