作成も削除も簡単なGoogleアカウント。複数のアカウントを使い分けている人もいるのではないでしょうか。私も複数のアカウントを所持しています。
今日は【Googleアカウント関連】で起きた、私の大失敗について書き残しておこうと思います。
- 使用しないと思ったアカウントを削除→
- アドセンスの設定や確認が不可能になり→
- 結果、アドセンスを閉鎖する羽目に。
Googleアカウントの取り扱いには注意しましょう!というお話です。
まずはじめに、事の流れ
アカウントの管理
私はもともとGoogleアカウントを2つ持っており、せっかくブログでアドセンスを始めるなら「専用アカウントを作ろう!」と、もう1つアカウントを作成。
アドセンスに登録する時
- メイン(A)
- サブ(B)
- ブログ用(C)
アドセンスの申請
新しく作った(C)でアドセンスの利用を開始。
しかし、暫くしてから「閲覧するページによって、アカウントAとCを行き来するのが手間」「メインで使っている(A)でアドセンスも管理するほうが絶対楽!」と心変わりをしました。
- アドセンス管理者に(A)を追加する。
- 更に(A)を全ての管理が行える『メイン管理者』に設定する。
- この設定のおかげで、現時点で必要な設定は(A)ですることが可能になる。
そこで私は「これなら(C)はもう要らないな」と判断して、(C)を削除して(A)のみで運用を開始しました。
この状態で無事にアドセンスも通り、ブログ収益に向けてワクワクしていたのですが…
アクセス権限がないことに気が付く
アドセンス審査に通って1ヶ月過ぎた頃、管理画面に赤背景に白文字で支払い情報について確認するよう記載が出てきました。
促されるまま、確認ページにアクセスしようとするものの「このアカウントには権限がありません」という文言が表示されてしまいました。
アクセスの権限があるアカウントはもう存在しない(C)ということを見て、焦る焦る。
『全ての権限を持つ管理者』と
『メイン管理者』の違い
アドセンスを始めたのは、ブログ用に新しく作った(C)であり、この(C)がアドセンスに関する全ての権限を持つ管理者です。
『支払いに関する口座設定や住所登録などの重要事項は、“全ての権限を持つ管理者”しか設定することができない』ということを、このタイミングで知りました。
「Aをメイン管理者にしたのに?」とも思ったのですが、どうやらこれは権限者の下にいる管理者で、表示される広告などを管理できるだけのポジションでした。
- (C)がアドセンスの所有者
- (A)は(C)の雇われ管理人
Googleアカウントは削除してから2週間以内であれば復元が可能ですが、その復元可能期間はとうに過ぎてしまっています。
このアドセンスに収益があっても、振込などの重要事項を設定することができませんのでもうどうすることもできません。
Cで始めてAで運用していたアドセンスアカウントは削除することになりました。
所有者を変えることはできるのか?
そもそも、所有者を(C)から(A)に変えることはできたのでしょうか?
結論としては
アカウントを変更(譲渡)はできません。
アドセンスのヘルプページには
AdSense利用規約ではアカウントの所有権の譲渡は認められていませんが、つづりの間違いの訂正や、結婚、死亡、会社の合併などによる変更のために、お支払い先の名前または住所を更新することは可能です。
と記載されています。
支払先や住所を変更することは可能なようですが、アカウントについては書かれていないですね。「アドセンスに登録したアカウント内で正当な理由があれば、名前や住所の変更は可能ですよ」ということでしょう。
さらに
これらの情報を変更できるのは、AdSenseアカウントのお支払いプロファイルでお支払い情報を編集する権限を持つ管理者またはお支払いサービスのユーザーのみです。
とも明記されています。
私の場合、【お支払い情報を編集する権限を持つ管理者】も【お支払いサービスのユーザー】も既に存在しない(C)であるため、どの道完全に詰んでいました。
アカウント整理の注意点
一度でも使用したことのあるアカウントを安易に削除することは今回の私のように、後々悲しいことが起こる場合があります🥲
「このアカウント、○○で使用していますが消去してもよろしいですか?」みたいな確認はありません。どんな状態のアカウントもボタン1つで簡単に削除できてしまいます(だから復元可能期間があるのかもしれませんね)。
アカウントを複数持っていると整理したくなることもあるかもしれませんが、「何に使用していたアカウントなのか」「消しても支障は出ないのか」をしっかり確認するのが望ましいです。
アドセンス・Playストア・YouTube Premiumなど、金銭が関係するものに使用したことがあるアカウントは特に注意が必要です。
心配ならアカウントは放置でもよい?
Googleは2年間全く使用されていない『非アクティブアカウント』を削除します(削除対象であっても勝手に削除されるようなことはなく、数ヶ月前からメールなどで通知があります)。
削除しても良いアカウントか分からない場合は、とりあえず残しておいても良いかもしれません。
この場合、不正なログインがないかなどを確認するための通知は切らずに、セキュリティ管理に注意してくださいね。
アドセンス権限消失のまとめ
- アドセンスの管理者は所有者ではない。
- アドセンスに登録したアカウントは削除してはいけない。
- 消してもいいアカウントなのか迷ったら、とりあえず消さないでおく。
ボヤキ
収益額が少ない段階で気づけたのは不幸中の幸いだと思うことにしています。
アドセンスは収益が8000円に到達してから振込の手続きができるのですが、そこに到達してからこの事態に気づいていたら白目剥いて泡吹いて倒れるところでした😇
無事に二度目の審査も通り、ブログのネタにできるほどになりましたが結果が来るまでの数週間「自分なにやってんだぁ」と凹みまくり。
アドセンスを閉鎖して新しく申請するにあたり、旧管理者である(A)も使えなくなったので、結局新しく【アカウント(D)】が誕生しました。こう見ると「何やってんだ」ですね、ほんとに。
順序だてて流れを見ると「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、所有者とは?管理者とは?という状態で、途中で追加したA管理者で操作できるもんだから…ね。
よい勉強代になりました😇
みなさんは私のように安易にアカウント削除しないようご注意くださいヽ(;▽;)ノ
今日はそんな感じ!
お読みいただき、ありがとうございます。
それではまたね🧸◌𓈒𓐍