先日更新された「週刊はてなブログ」に当ブログの記事が紹介されていました。blog.hatenablog.comyunico-fluffylife.com嬉〜!オレンジとナッツのパンは自画自賛するほどの推しパンなので感激!
さてさて、今日はパン繋がりで以下の質問にお答えします。
パンのレシピが大雑把な理由
「パン作りあるある」だと思うのですが、レシピ通りの分量で作っているのにレシピのような生地にならないことがあります。これは手捏ねでもホームベーカリーでも。
使う粉の種類や性質、室温・水温・手の温度…このような些細なことで生地の具合は変わるので、材料と分量を書いた上で様子を見て調整してねと追記しています。
私はホームベーカリーに捏ね~一次発酵までを任せることが多いですが、自動で捏ねてくれるホームベーカリーでも材料の量や発酵時間を調整することがあるので手捏ねなら尚のこと。
夫と手捏ねでパン作りをした時の話
全く同じ材料・分量で一緒に作り始め、私はいつも通りに捏ねることができましたが、パン作りが初めて&手の温度が高い夫は生地がベタベタのまま全くまとまらず…「なんで俺のはちゃんとできないのー」と凹。
様子を見ながら分量外の粉を足して、無事に上手にパンを作ることが出来ました。
上手くできないことに凹んでいたのは、「レシピにこう書いてあるから、その通りに作らなければ」と思っているからですね。
『じゃあレシピなんて要らない』というわけではないので具体的な私の考えを以下にまとめてみました。
レシピの分量はあくまで目安
目安を基に「丁度いい分量・感覚を自分で調整できるのがパン作りなのかな」と考えています。
例えば、パンに加える水分量。
ベーグル・食パン・フランスパン…様々なパンがありますが
パンによっての水分量は粉に対するパーセンテージで決めます(加水率)。
ベーグル | 60%以下 |
---|---|
食パン | 60~70% |
フランスパン | 70%以上 |
一般的な加水率は上記が目安になります。
私は食パンのレシピを基に、丸パンや菓子パン・惣菜パンをよく作るので、粉に対して毎回約65%の水分を加えてから、生地が緩くて扱いにくければ粉を足す/生地が固いと感じたら水を足す、と調節しています。
また、水を牛乳など別の液体に置き換える場合は、そもそもの量を若干変えなければなりません。
これについて詳しく書くと記事1つ分になるので割愛しますが、この場合もあまり難しく考えず生地が扱いにくければ粉や水分を足すで、美味しくパンは作れるはずです。
「今回のパンはフワフワにできた!このパンがお気に入りだから今回の分量をベースに作っていこう!」と、パンを成長させていくことが出来るのがパン作りの魅力です。
気楽に、楽しく、手軽に挑戦できるのが、お家パン作りの醍醐味だと思っています。
このような考えから、私は「材料は“このくらい”」「生地が“こういう状態”になればOK」みたいなアバウトな書き方をしています。
使用している道具
生地を捏ねる機械
没頭できる手捏ねも好きですが、私は家事の合間に生地を作ることが多いのでホームベーカリーを多用しています。
ホームベーカリーやパンニーダーがあればパン作りのハードルが下がるので、持っていると便利ですよ。
捏ね機を使うメリット
- 時間の合間に生地が作れる
- キッチン・作業台が散らからない
- 初めてでも落ち着いて生地の確認ができる
手捏ねのメリット
- 生地の状態を最初から手と目でわかる
- とにかく楽しい
分量を計るもの
デジタルスケールや計量カップがないと、材料の量がわからないので必要ですね。
めん棒
生地のガス抜きや延ばすのに使用します。
ナッツを砕いたりするのにも使えますよ。
スケッパー
生地を分割する時、引きちぎるのはNG!
スケッパーや包丁でカットして分割します。
スケッパーは生地をまとめるのにも使用できるので、あると便利。
オーブン
フライパンで作るようなレシピもありますが、基本のパンはオーブンで焼くので必要です。
パン型
丸パンなどは型がなくても作れますが、食パンなど決まった形で焼きたい場合はパン型が必要です。
こちらの型が超おすすめ!
パン型からパンを綺麗に取り出すのって難しいけど、これは焼きあがったあとのパンがするっと外れてノンストレス。
パン作りもお菓子作りも楽しんでなんぼです☻
難しく考えず、少しづつパンを育てていきましょ。